事務所ビルに本格的マンション設備を備えている・・そんな建物です。
事務所スペースはご覧の通り、ごく普通のオフィスの光景です。
いえ、ファサードやエントランスからすると、どちらかといえば
ハイグレードな事務所といっても過言ではありません。
そして、普通なら、図面上の「執務室 1 」は社長室、
「執務室 2 」は応接室というのがごく一般的な使われ方でしょう。
がしかし。
コモドがフィーチャーした、本格的ユニットバスとパウダールーム、洗濯パンまでもが
与えられた当部屋では、よりフレキシブルな空間利用が可能です。
例えば、「ベンチャー社長の自宅 兼 事務所。」
事業立ち上げ初期に、自宅兼事務所で、
併せて賃料が15万円というのは決して無駄な選択ではないはず。
4.1畳の空間を創業者のプライベートルームにし、
文字通り寝食を事業とともにする事が可能です。
その事業も軌道にのるまではこの風呂場を自社の福利厚生施設にしてしまえばいいのです。
同じ釜の飯ならぬ、風呂釜を使う仲。
もっともスタッフは、若干「これってむしろ労務環境悪化してないか?」と
感じない事もありませんが、苦楽をともにする創業メンバーの良き思い出になること請け合いです。
そんな物語の舞台となる今回の建物の名称は「Skyhill」。
未来のナニワのヒルズ族。ここから誕生するかもです。
種目 | 事務所 | 間取り | |
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専用面積 | 82.46平米 | 築年月 | 1991年9月 |
所在地 | 大阪市天王寺区上本町8 | 構造 | SRC造 8 階建の 6 階部分 |
概算費用 | 2002年1月 |